過去問講座
過去問講座は、基礎講座よりも、さらに難しかったです。覚えるのと問題を解くのはまったく違う作業です。この時点でかなり勉強が面倒になってきてしまいました。
過去問講座の教材セットの内容は、過去問題集と講義DVD、合格必勝テキスト、道場破り、模擬試験等です。問題を解き、解説を聞く。そんなスタイルで勉強していきます。合格必勝テキストや模擬試験は、過去問講座の時はやらず、直前対策講座の時に一緒にやりました。
勉強が面倒になったのは、問題文を読むのが大変だったからです。一問一答式みたいなもので覚えていったので、それまでは問題文を読むより、ただ頭の体操をしていただけなんですね。でも、試験問題は全然違っていました!!!
行政書士試験は、択一式の問題が大半の試験なのですが、選択肢ひとつが3行くらいあり、それが5つくらいあります。ひとつの問題を解くのに15行も読まなくてはならないんです。しかも、正しいものをひとつ選べという問題は少なく、正しいものの組み合わせはどれかとか、正しいものはいくつあるかとか、そんな聞き方をされます。どの選択肢も、全部○に見えるし、×のような気もしてきます。本音を言えば、イライラして仕方ありませんでした。
最初の戦略立案の段階で、過去問を繰り返しやらなければならないと言っていた意味がはっきりとわかった気がしました。覚えることの数倍、試験問題を解くほうが難しかったからです。
今はインターネットの時代で、調べたいことはすぐに検索することができます。ですから、しっかりと正確に覚えるという能力が低下したんじゃないかと思うんです。強引な言い訳ですけど、正確に記憶できなくていなかった・・・。ざっくりとした知識では、行政書士の試験問題を解くことができません。問題の意図みたいなものを読み取らないといけないんです。
ただ、慣れてくると、「法律ってこんなものか!」と急に光が見えてきました。スピード合格を目指して失敗する人はここなんだと思います。法律を学ぶということが身に沁みていないんですよ。ただの丸暗記とか、ただの記憶力への挑戦では、きっと法律の勘みたいなものが不足しているんです。
とにかく、悪戦苦闘しながら、問題を解き、解説を聞き、ほとんど全ての場合基礎のテキストに戻って復習しました。まるまる2回解きましたが、2回目でもパーフェクトはできず・・・。1回目も2回目も、間違った問題にしるしをつけておいて、後は時間が許す限り、何度もやり直して覚えました。